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2010-12-21

映画「ノルウェイの森」鑑賞後の感想ツイートまとめ

| 18:26 | 映画「ノルウェイの森」鑑賞後の感想ツイートまとめ - yukatti (snowystreet) on Twitter log を含むブックマーク はてなブックマーク - 映画「ノルウェイの森」鑑賞後の感想ツイートまとめ - yukatti (snowystreet) on Twitter log

12月12日(鑑賞当日)ツイートから

  • 15:20  「ノルウェイの森」見終わったなう。小説のなかの救いのないシーンをピックアップしている、なんとも寒々しい映画。ミドリが救い。 / 茅ヶ崎サティにイマココ! http://htn.to/xHa4jf
  • 16:15  生か死か愛とセックスか、みたいな。雨と雪と水は死に近く、緑は生に近い。動きはバレエやダンスみたいに美しい。 RT @nicorista: ぐわあRT @snowystreet 「ノルウェイの森」見終わったなう//
  • 16:36  原作のなかの暖かで親密な空気を出していた「春の熊」「レイコさんとの初対面食堂シーン」「レイコさんと美味しい葡萄」等はバッサリ捨象 RT @nicorista: ぐわあRT @snowystreet 「ノルウェイの森」見終わったなう//
  • 16:41  だから結局、「ノルウェイの森」という小説を精読してどう解釈したか、が問われ、またそういった深部に思いを馳せることが出来るだけのきちんとした抽出と再構築の映画にはなっている。傑作に近いかな。
  • 17:01  小説から映画で捨てられたなかに「突撃隊の螢」がある。小説『ノルウェイの森』(1987)は短編小説『螢』(1983)を元に発展、長編化(第三章までが『螢』)。映画でその「螢」を出さず、突撃隊も同室者として少し出すだけなのは、どういう意図の解釈か。もしくは短編『螢』を知らないか。
  • 17:09  観に行こうかどうしようか迷っているなら映画『ノルウェイの森』はぜひ観るべしだろな。ところどころでは動きと表情が美しくて心が震える。あと、高校生シーンでの校庭とか制服、さりげなくちゃんと神戸高校が使われていた(たぶん)のは好感もてた。
  • 17:14  映画「ノルウェイの森」パンフレット、初回版限定レコードジャケット入り仕様でした。こういうのは面白い工夫。700円。
  • 17:32  @budweiser_japan @sho_k 私も「新たな表象物」として楽しもう http://j.mp/eXdL4n と思ってたんですが、いくつかの台詞や場面、ポイントはほぼ原作通りだし、エッセンスはある側面はうまく抽出してあり、私には想像していたよりかは原作に近かったです  [in reply to budweiser_japan]
  • 17:34  @Sho_K そんなこんなで、映画は「ノルウェイの森」原作小説を解釈した上の新たな作品にはなってます。細かい部分・筋は省略してあったり少し変えてあったりはありますが、大幅にテイストを損なうほどの改変ではありませんでした。  [in reply to Sho_K]
  • 18:00  私の過去のツイートから→ 映画「ノルウェイの森」公式ツイッターのツイートで//「ノル森」なる略語の連発を見るとなんか苦笑いしたくなる。村上春樹自身は略語を使わないようしてる人(例:ワープロではなくワードプロセッサー)なのだ。 http://j.mp/fkKDyg
  • 18:00  私の過去のツイートから。「ノルウェイの森」が映画スタッフに「ノル森」と略されているのを見て→ 原作者の手を離れるというのはこういうことでもあるのだなあ。 http://j.mp/gckFIO
  • 18:00  昨日のツイート→ 映画スタッフさんが「ノル森」と略してツイートしておられるのを見て以来、原作小説や村上春樹の書くものと芯からぴったり寄り添っていこうという趣旨の映画ではないんだろうなーと私には思えてしまってる。新たな表象物として楽しみたい。 http://j.mp/fHx9lw
  • 18:05  ありがとうございます。一点だけ指摘させていただきたく、理由あって(作家村上春樹のファンとして)私は作品名を略さずに「ノルウェイの森」と書いておりました。RT @ugasu 連投拝読、共感。QT @snowystreet 「ノル森」、大幅にテイストを損なうほどの改変ではない…//
  • 18:25  あ、あと、「ノルウェイの森」、映画見てなんかワタナベくんがモテる理由が掴めた気がした。安心感あるんだなー。小説の中の、ワタナベくんがミドリのお父さんと病室でキュウリ食べるシーンもカットしてほしくなかった。。
  • 18:26  というかあのシーンをあの映画はどう撮るか見てみたかった。RT @snowystreet 「ノルウェイの森」、映画見てなんかワタナベくんがモテる理由が掴めた気がした。安心感あるんだなー。小説の中の、ワタナベくんがミドリのお父さんと病室でキュウリ食べるシーンもカットしてほしくなかった
  • 18:34  私自身は、違う抽出で再構築したい。映画とは解釈が少し違う。RT 私: だから結局、「ノルウェイの森」という小説を精読してどう解釈したか、が問われ、またそういった深部に思いを馳せることが出来るだけのきちんとした抽出と再構築の映画にはなっている。傑作に近いかな。
  • 18:40  映画は小説『ノルウェイの森』のすごくストレートな解釈で、切り出した部分もある一面に…しかし普遍的な面に偏っていて、それも若干強調させている。だから、その部分が好きじゃない人は、そこをピックアップしていったかのごときこの映画は嫌いになるかワースト評価になるだろうなと思う
  • 19:34  @suZukiatSufmi ミドリに関しては「ロバのウンコ」もなくて、原作より可愛い子キャラに(ヘンテコ台詞はかなり残してはありましたが)。レイコさんに関しては、原作よりもっと危うい感じに。  [in reply to suZukiatSufmi]
  • 20:12  RT @MomoiYoshitaka: 映画に描かれた「ノルウェイの森」の上映時間は約二時間。限られた尺で原作の全てを表現する事は難しい。鍵となるシーンの取捨選択を作り手がせざるを得ない。この作品は鍵となるシーンや印象的なシーンが多数散りばめられている。数多あるシーンから ...
  • 20:13  RT @MomoiYoshitaka: まずは監督を務めたベトナム人監督トラン・アン・ユアンさんの取捨選択の勇気を讃えたいと思うし、彼の「ノルウェイの森」に抱く鍵が何処にあるのかも理解できた。そういう見方もあるか、という具合に一つの捉え方として彼の創った「ノルウェイの森」 ...

12月13日ツイートから

  • 09:29  映画「ノルウェイの森」観て一晩過ぎて、濾過された美しい後味がしっかり残ってる。やはり良い映画だったなあと思える。
  • 09:35  昨晩のツイートの繰り返しになるけど、小説『ノルウェイの森』の精読・抽出・再構築がされて監督なりの読みは理解できる。自分なら違う抽出と再構築をしたいなーって思ったけど、映画の尺に合わせてしごくストレートな抽出で。
  • 09:41  「ノルウェイの森」夏パートでさ迷う草原は光輝き草が風に波打ち、その草むらに直子とワタナベが飲み込まれていくさまは美しくも禍々しい。冬パートで一転、草原は枯れ果て風に固められたモノトーンの凍りついた雪原に。キズキを探して立ち尽くす直子。
  • 09:51  一方で「ノルウェイの森」、ミドリとワタナベの雪のシーンは(このへん、原作と少し変えてある)、薄暗い寒色のトーンで寒そうではあるけども、都会の街角で、二人にさらさらと雪がふりかかるような緩やかで若者の甘い美しさを際立たせるシーンになっている

12月14日ツイートから

  • 17:32  @yutayuri >映像にすると、死が表に出過ぎちゃうな。 これ、確かにそうですね。イメージが違ったのも同じくです。
  • 19:37  @nicorista 『ノルウェイの森』を読むと私は死にたくなるか阿美寮に入りたくなるんですが、映画見終わってから同じ気分になっているんでやはりかなり原作と通ずるものはあるんでしょうね……。  [in reply to nicorista]
  • 19:44  @nicorista 私が観た直後に書いた「寒々しい」という感想は出来が悪いってことではなく本当に寒そうで(色調もブルーだし)、かつ、原作よりほんと死の色が濃いので、心がその寒さに震えるばかりな感じだったのです。原作だと笑ってた場面が映画だと深刻な顔ばかりだったりしますしね  [in reply to nicorista]

12月17、18日ツイートから

  • 11:07  『遠い太鼓』が当時のエッセイで読むと胸がつまるRT @polyrhythmic_bw: それでその後何年も日本を離れてましたからね。RT @tamanoirorg: 直後のインタビューで、かなり辛かったと言っていた記憶が。RT @wtnbt: http://j.mp/gdJEVV
  • 09:14  三年に渡るヨーロッパの旅の記録、旅の初めのローマでの疲弊状態からの変遷と執筆に取り組む様子(『ノルウェイの森』ほか) RT @jun7704: // RT @tamanoirorg :何か鬼気迫るものがあるよね。RT 私: 『遠い太鼓』が当時のエッセイで読むと胸がつまる
  • 09:22  .@jun7704 @tamanoirorg 村上春樹『遠い太鼓』では特に、初めのローマでのエッセイ「蜂は飛ぶ」とか読者としてズキッときました。「午前三時五十分の小さな死」も長編小説を書くことが何に繋がるかという話だったり。イタリアギリシャ滞在記としても興味深いけど

12月23日ツイートから。『ノルウェイの森』の原作小説と映画の温感の違い、回想構造の有無について

  • 11:26  RT @takashipom: レイコさんは7年間、向こうの世界に行ったっきりになってたんです。ワタナベと寝る事でこちらの世界に戻って来たかった。そして戻れた。ワタナベは逆にその境界線上に取り残された。それがラストなのでは? RT @tomo_chin: なるほど。最後、 ...
  • 11:26  この村上隆さんの映画『ノルウェイの森』ラストに関するツイート http://bit.ly/hiUua9 を拝読して、ああなるほどと思うとともに、さらに映画と原作との違いに気付いたり。
  • 11:39  村上春樹『ノルウェイの森』原作小説ラスト、八年過ごした施設を出て旭川に旅立つレイコさんは途中、東京でワタナベの家に立ち寄る(映画とは違って小説ではきちんと事前に手紙と電話で約束済み)。
  • 11:39  @snowystreet 承前。そしてワタナベ(主人公)は、二人で直子の「淋しくない葬式」をするんですよね。直子の実家での実際のお葬式はとても淋しいお葬式でそれに打ちのめされてワタナベは旅に出た……という経緯もあり。  [in reply to snowystreet]
  • 11:40  @snowystreet 承前。で、ワインとウィスキーを飲みつつ煙草をふかしながらレイコさんは直子のためにギターをぶっ続けで五十一曲、弾く。そんな「素敵」なお葬式をしてそのあと二人が寝る。  [in reply to snowystreet]
  • 11:44  @snowystreet 承前。翌朝ワタナベはレイコさんを上野駅まで見送り、プラットフォームで一緒に乗る列車を待つ。別れを告げるレイコさんは泣きだしてしまい(それを見てワタナベはレイコさんについ、キスをする)、レイコさんは改めて「幸せになりなさい」とワタナベに言い、握手して別れる  [in reply to snowystreet]
  • 11:45  @snowystreet 承前。そのあとワタナベは緑に電話する。「あなた、今どこにいるの?」"僕は今どこにいるのだ?" ……そうやって途方に暮れたワタナベの姿で小説『ノルウェイの森』は閉じられる。  [in reply to snowystreet]
  • 11:46  @snowystreet 承前。レイコさんとのくだりや別れは原作ではかなり暖かな筆致にもなっていて、優しく小さなぬくもりを読者は感じもする。そしてワタナベは「幸せ」になろうと緑を求めていて、しかしなんで結びで読者を不安にさせる?とちょっと不思議なんだけど、  [in reply to snowystreet]
  • 11:46  @snowystreet 承前。そっか、ここでワタナベは死のほうに寄せられていたんだ……と、村上隆さんのツイート http://bit.ly/hiUua9 を見て改めて思った。  [in reply to snowystreet]
  • 11:47  @snowystreet で、映画と原作が違うのは、読者は小説の結びで不安にかき立てられつつ、緑と一緒ならきっと大丈夫だろう、と思いもする。この『ノルウェイの森』は回想小説のスタイルで、冒頭こう始まる。「僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた」。  [in reply to snowystreet]
  • 11:48  @snowystreet 承前。ドイツのハンブルク空港に着陸した飛行機の機内で流れ始めたBGMがビートルズの「ノルウェイの森」で、それが「いつもとは比べものにならないくらい激しく僕を混乱させ揺り動かし」て、僕は直子のことを回想し、書くことに至る……。  [in reply to snowystreet]
  • 11:50  @snowystreet 承前。でも小説ではワタナベは機内で動揺しちゃった彼に大丈夫かと声をかけてきたスチュワーデスとスマートに会話をしたりしていて、読者はそういう姿を読んで、ああワタナベはいっぱしの大人にちゃんとなってるんだな、とわかるわけね。  [in reply to snowystreet]
  • 11:51  @snowystreet 承前。だから『ノルウェイの森』ラストで20歳の若きワタナベが途方に暮れていても読者は「この子は(少なくとも三十七歳までは)直子のようには死ななかった、このあと生き続けるんだ」と知っている。  [in reply to snowystreet]
  • 11:52  @snowystreet 三十七歳のワタナベは直子のことを「忘れないで」い続けている。「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」(『ノルウェイの森』講談社文庫上p.48)。彼はキズキや直子、ハツミさんといった死を飲み込んで自分の一部として生きているわけなんだね。  [in reply to snowystreet]
  • 12:00  @snowystreet このへんの明示の有無が『ノルウェイの森』の原作小説と映画の温感の違いの大きな要因なんだろうなあと思う。というか、映画が原作小説のような回想の構造でなくなっているのがトラン・アン・ユンがわざとそのようにしたから。  [in reply to snowystreet]
  • 12:03  @snowystreet 承前。トラン・アン・ユン監督は映画パンフレット掲載インタビューp.6でこう語っている。「原作では、ハンブルク空港に着陸する飛行機から物語が始まり、ノスタルジックな視点で若かった頃を振り返ります。  [in reply to snowystreet]
  • 12:03  @snowystreet 承前。(トラン・アン・ユン監督インタビューから抜粋) でも、僕は傷口がまだ開いたばかりの、生々しく痛々しい感覚を再現したかった。それで、現在形の物語に脚色したのです。最も困難だったのは、その選択でした」 cf. http://j.mp/fg6BzG  [in reply to snowystreet]
  • 12:06  "だからこそ、トラン監督は原作に忠実なことは前提としてとらえつつも、自分なりの新しい「ノルウェイの森」を誕生させようとした。" プロダクションノート - 映画「ノルウェイの森」 http://j.mp/ePyz9E
  • 12:11  "さらに、トラン監督は自分のイメージを保つために、「ノルウェイの森」以外の村上春樹の作品は映画の完成まで封印した"。この「封印」が映画に「螢」が無かった要因の一つになってたり…ってあるかな?→プロダクションノート - 映画「ノルウェイの森」 http://j.mp/ePyz9E
  • 12:14  12/12に書いたツイートから「螢」の件。(映画「ノルウェイの森」鑑賞後の感想ツイートまとめ - yukatti (snowystreet) on Twitter log - 文箱 http://j.mp/hlhzMp
  • 12:14  小説から映画で捨てられたなかに「突撃隊の螢」がある。小説『ノルウェイの森』(1987)は短編小説『螢』(1983)を元に発展、長編化(第三章までが『螢』)。映画でその「螢」を出さず、突撃隊も同室者として少し出すだけなのは、どういう意図の解釈か。もしくは短編『螢』を知らないか。
  • 12:17  私の推察…「螢」の甘いイメージが映画『ノルウェイの森』の死の色の濃さと合わない、螢の光をカメラで美しく表現するのは難しい、世界的に見たとき「蛍」の光が何を意味するかが各地で違う。。等々。このあたり、映画ではかわりに原作にはなかった「雪」のシーンを入れているような気もする。
  • 12:27  まだ読んでない人には原作小説ぜひ読んでみてほしいなあ。個人的には『ノルウェイの森』は再構築の妙味を味わうために「原作読んでから映画」ってパターンのほうが面白いだろなと思うけど、映画→原作だときっと新鮮だとも思う。

12月26日ツイートから。翻訳、台詞と映像について。

  • 00:15  @takagiy @ayaayattottotto そのへんは翻訳の壁を感じましたねー。まあ変な台詞はよけい変になってた感じだけどほんとに変てこな台詞はカットされてたし。  [in reply to takagiy]
  • 00:21  @takagiy @ayaayattottotto 翻訳の壁→監督が脚本書いたんだけど(だから日本語原文からは脚本作ってない)『ノルウェイの森』脚本ではマイルドな話し言葉になってたのをマツケンが撮影時に希望して小説原文通りに台詞変えた。  [in reply to takagiy]
  • 00:26  @takagiy @ayaayattottotto 脚本は村上春樹自身が確認しOK出してる(それが映画化の条件だった)けど、翻訳の往復やトラン・アン・ユン監督が『ノルウェイの森』だけで脚本書いた(先行短編などは踏まえていない)などから何が起こったかという点でも非常に興味深いと思う  [in reply to takagiy]
  • 00:40  映画「ノルウェイの森」で原作通りの台詞を真面目に言ってるとこは、で、それを見てキメキメ映像との齟齬につい可笑しくなってしまうのは、ラーマン監督・ディカプリオがロミオの「ロミオ+ジュリエット」に似ているかも。どっちも私は好き。