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2010-08-06

「テキストの向こう側を見る考察・解釈」について

| 16:51 | 「テキストの向こう側を見る考察・解釈」について - yukatti (snowystreet) on Twitter log を含むブックマーク はてなブックマーク - 「テキストの向こう側を見る考察・解釈」について - yukatti (snowystreet) on Twitter log

「テキストの向こう側を見る考察・解釈」について

7/24に書いたツイート「書評や感想で私が気になるのはテキストの向こう側を見る考察・解釈が多いこと*」について詳細に説明してみました。

なお、話の流れをわかりやすくするために、@ さんの発言を適宜、引用させていただいています。考察するきっかけを与えてくださったことに感謝します。

また、まとめるにあたり、引用箇所にて短縮URLを通常のURLに改めたり引用タグを追加するなどしました。


ちょうど先日、町山さんが同じような意味の意味の図を書かれていました。

映画の感想として途中の段階を飛ばしてこの図の一番下の階層(『意見』のところ)をいきなり語るのが、私が書いた「テキストの向こう側を見る」にあたります。 http://yfrog.com/bfmlkkp

http://a.yfrog.com/img411/9458/mlkk.png

http://www.twitlonger.com/show/2uqjds

.@ さんが仰っていた「作品テキストを舐めるように読む」、そしてテキストそのものを見つめる。いろいろな角度から検討したり、場合によっては読み手として中に入っちゃうこともあると思う。で、そこの部分を文章化するのはでも、大変だよね、ってことを続けて書いてます http://twitter.com/snowystreet/status/19408000927 http://twitter.com/snowystreet/status/19408071145 これは先ほど述べました。

http://www.twitlonger.com/show/2uqmhg

私自身の『ミノタウロス』感想で具体的に考えます。 佐藤亜紀『ミノタウロス』考 素案 - yukatti (snowystreet) on Twitter log - 文箱 からピックアップすると、佐藤亜紀『ミノタウロス』の感想として 若き主人公ヴァシリが、自分が破滅していくことを知っていながらもどんどん墜ちていくお話である。人間性を放棄しながらもどこまでも人間である部分、破滅の騒々しさと虚無の美しさ、墜ちていく感覚のめまいと絶望感*…ここはまだ建物を見ていると言えるかもしれませんが私自身の解釈ですよね。


この時代からさらに年月も国境も経て、55年体制も終わり、さて、現在を生きる私は人がゴミのように大量に死んでしまうことも、阪神・淡路大震災で都市が脆くも崩れ連綿と続いていた日常の暮らしと街が突然変わり果ててしまうことも知っている。ヴァシリたちと私はどう違うのだろうか?*は「テキストの向こう側を見」ている部分なのです。このようなことはこの小説のなかに文字として一言も書かれていません。私独自の解釈であり感想です。「建物を透かして建物の向こうに見える風景」にあたります。でも感想を短文で書け、と、文字数に制限されていたり、時間が限られていたりするならこの部分だけ書くと思います。


また、 のツイート(まとめ Twitter読書メモ(『ミノタウロス』について) - 『ミノタウロス』読書日記 - 佐藤亜紀小説研究ノート )の、佐藤亜紀『ミノタウロス』読んで何かのきっかけで普通に暮らしていた人間もミノタウロスになりうる(自分含め)"* これも完全に私自身の解釈であり感想です。でも「感想、解釈、意見」だけ書け、ということなら、ここだけ書いて済ませることもできるんじゃないかな。

で、当然、ここは完全にテキストから離れた私の解釈の階層だから、違う解釈をする人、違う意見の人は多いと思います。作者自身の考えとも違うかもしれません。

http://www.twitlonger.com/show/2uqsbr